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能登が世界に誇る伝統の塩「DENEN(でんえん)」
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- DENEN(でんえん)は、能登の地に500年以上も前から伝わる「揚げ浜式製塩法」で作られています。この塩作りは、奥能登の数軒を含め、全国的にほとんど残っていません。私たちは、先人たちが絶やさず残してきたこの製塩法と、奥能登の美しい自然や温かい人々によって生み出されるこの塩を守っていきたいと思っています。
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- この塩は、素材の味わいを最大限に引き出してくれます。お肉やお刺身といろんなお料理にお試しください。
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DENENのこだわり
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①揚げ浜式製塩法
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- この製塩法は、「塩田」と呼ばれる砂が敷き詰められた場所に海水を汲み揚げることから「揚げ浜式」と呼ばれています。この技法は、国の「重要無形民俗文化財」にも指定されています。
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- この地域では、かつて100もの製塩業者が軒を連ね、この一帯は「塩街道」と呼ばれていました。しかし、今やたった数軒だけになってしまい、この製塩法が日本の中で途絶えることなく連綿と続けられてきたのは唯一能登半島だけです。奥能登の塩田は、まさに日本の塩作りの最後の砦なのです。太陽・大地・海・人の恵みがたっぷり詰まった「DENEN」は、この製塩法でないと生まれません。
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- 製造工程は、「海水の汲み上げ→塩田に海水撒布→砂を乾燥→砂を集めて海水を砂にかける→塩分濃度の濃い海水が採れる→濃い海水を釜で炊く→完成」という順で手間暇をおしまず、良い塩を作ることだけを考えています。
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- この方法で作る海水塩は、自然の塩だからこそ含まれるミネラル成分(カルシウム・カリウム・マグネシウム・塩素・ナトリウム)がバランスよく摂取できます。
このミネラル成分が人間には必須なのです。 -
②原料は能登の美しい海
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- 能登の海水は、日本屈指の綺麗さで、透明度が高く、とてもピュアです。
さらに、能登の海は、暖流と寒流がちょうど交わる海域で、プランクトンが豊富で様々な栄養素が海水に含まれています。そのため、この塩はこの場所でしか作ることができないのです。 -
③海洋プラスチックごみへの取り組む
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- 近年、マイクロプラスチックによる海水汚染が世界中で問題になっています。
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※マイクロプラスチックとは、微小なプラスチックのことで、多くの場合は5mm(ミリメートル)以下のプラスチック粒子を指します。
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- 能登の海がどれだけ綺麗だとはいえ、この問題はさけることができません。私たちは、塩を作るものの義務として、当初から海水に含まれているあらゆる異物を5μと1μ「※μ(ミクロン)=1/1000mm」という特殊なフィルターを通すことにより除去しています。お客様の食卓を守り、幸せになってもらう。これは私たちの使命です。
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④能登の美しい里山を守る「カーボンニュートラル」
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- 釜炊きを行う際に使う薪は、能登の里山から切り出される間伐材のみを使用しています。間伐材を率先して使うことで、山の整備に貢献し、森を守る一翼を担っています。
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- そして、化石燃料や廃材を燃料として一切使わないことで大気汚染にも配慮し、間伐材を使用することで実質地球上のCO2濃度を増やさないという「カーボンニュートラル」の考え方に沿った取り組みにも繋げています。
(※木を伐採すると、切り株から新しい芽がでます。その芽が育つことで空気中のCO2を吸収し、酸素を放出します。この循環を繰り返すことで、CO2濃度が増えないという考え方となります。) -
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DENENがおいしい理由
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- 私たちが作る塩は、「海水塩」と呼ばれています。海水に含まれている様々なミネラルをそのまま結晶にしているため、塩味がとてもまろやかで、奥深い旨みと甘みが特徴です。
また、海水塩は体にやさしいと言われています。
下記のグラフをご覧ください。「人間の血液」と「海水の成分」の構成比率が非常に似ていることがお分かりいただけると思います。実は、人間は海から生まれた生物だと言われています。そのため、体内のミネラルバランスを崩さないためにも、「海水塩」を普段の食生活に取り入れることを私たちは推奨しています。 -
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DENENから生まれる数々の商品
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- DENENを使用した数多くのの商品ラインナップを取り揃えています。調味料をはじめ、DENENだけで味付けした無添加ポテトチップスや人気の地サイダーなどがございます。