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京丹波町の紹介
- 京丹波町は京都府の中央に位置しており、「森の京都」と呼ばれる地域の一つです。淀川や由良川の清らかな水と、肥えた土壌により、古くから京の都の豊かな食文化を支えてきました。また、京丹波は昼夜の寒暖差が大きいという特徴があり、「黒大豆」や「丹波黒豆の枝豆」「大黒本しめじ」等の農作物でも有名な町です。
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丹波ワイン(株)設立のきっかけ
- 照明メーカーの社長であった故 黒井 哲夫(くろい てつお)氏は、海外の駅やカフェで気軽に愉しめるワインに魅了され、日本へ持ち帰りました。しかし、日本に帰って味わうと何かが違うと感じました。試行錯誤の末、ワインは合わせる食事と同じ環境で醸造することが重要であると考えました。黒井氏は私財を投げうって、日本を代表する京都の食文化に合うワインを造ることを決断しました。京丹波の豊かな土壌と清らかな水、そして、気温差が大きいという特徴にワイン造りへの適性を見出し、1979年に丹波ワイン(株)を設立しました。
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- 約6ヘクタールの面積がある自社農園では、おおよそ50種類の醸造用品種のぶどうを栽培し、丹波の地に最適なぶどう品種を見つけ出そうと、地道な努力を続けています。醸造においても、常に創意工夫を行い、新しいことに挑戦し、和食との相性を突き詰めたワイン造りを目指しています。また、丹波ワインは1984年以来、6年連続でモンドセレクション金賞を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。
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女性醸造家が活躍するワイナリー
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醸造家 内貴 麻里(ないき まり)・浅野 玲於奈(あさの れおな)
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- 「ワインは、本来シンプルなもの。和食の考え方を、ワイン造りに活かしてみたい」という信念のもと生まれたのが「てぐみ」・「小式部(こしきぶ)」です。内貴は「和食は旬の食材のアクやえぐみを取り除き、料理人が少し手を加えることによって、美味しい料理になります。同じように最良のぶどうであれば、人の手をほんの少し加えることにより、美味しいワインが生まれるはず。ワインに耳を傾け、酵母が最良の状態で活躍できるシーンを造ってあげることが、自分の仕事」と話します。細心の気配りで仕上げた繊細な味わいを、お楽しみください。
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- 現在、丹波ワインの醸造チームは女性2人体制です。まだまだ男性中心の醸造の世界ではありますが、醸造家の内貴は、最近ではシャンパーニュ製法を用いて発泡性ワインを造るなど、新しいことへのチャレンジ精神を忘れず、女性ならではの感性を大事にしたワイン造りを心がけています。
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JWINEとは
- JWINEとは、「日本ワイン」の「新しい価値」を発信するブランドです。
今では、世界からも注目される「日本ワイン」ですが、今まで曖昧だった「日本ワイン」と「国産ワイン」のガイドラインが明確になりました。「JWINE」と呼ばれている「日本ワイン」は、すべて100%日本産のぶどうを使用したワインのみです。
<「日本ワイン」と「国産ワイン」の違い>
・日本ワイン=国産ぶどう100%を使用して国内製造されたワイン
・国産ワイン=海外から輸入したぶどうや濃縮果汁を使用して国内で製造されたワイン
私たちは、世界からも注目されている「日本ワイン」を一人でも多くの方に知っていただき、その素晴らしさを伝えていきたいと思います。
文章造り手の真摯な思いや、価値ある日本ワインの情報を広く正しく伝える役割が「JWINE」にはあります。
※「JWINE」は国分グループ本社の登録商標です。 -
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商品について
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酸化防止剤無添加・無濾過スパークリング「てぐみプチ」2本セット
- 構想から2年、生産者の想いを形にするべく試行錯誤を繰り返し、亜硫酸塩無添加の微発泡にごりワイン「てぐみ」が生まれました。ワイン造りの原点に立ち返り、原料の品質にこだわり、果汁処理の工程で酸化抑止に気を付けて醸造しました。酵母のセレクト、速やかな発酵、タイミングを見計らってのボトリングまで、醸造家の内貴が細心の気遣いで醸造するワインの一つです。酵母由来の細やかな泡とにごり、シンプルだけど複雑味がある味わい深いワイン、それが「てぐみ」です。食前だけでなく、食中でも合わせやすく、食材自体の味を損なうことなく、楽しむことができます。
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てぐみ 白
- 国産デラウェアを使用し、酸化防止剤を使用せず濾過もせず、生詰めで造った微発泡ワインです。上品で果実の豊かな味わいが特徴の辛口スパークリングワインです。
ぶどうそのものの香りに、白桃やリンゴや柑橘系などの果実香がたっぷり感じられます。微かに香るミントやセルフィーユのハーブ香が清々しさを表現しています。爽やかな酸味が口中に広がり、微かな苦味がアクセントになっていて、料理を選ばず気軽に楽しんでいただけます。 -
- 内容量 500ml
使用品種:国産デラウェア 酸化防止剤無添加・無濾過
アルコール度数:10%
<相性のよい料理>
きのこのホイル焼きや白身魚の塩焼きなど -
てぐみ ロゼ
- 国産マスカットベーリーAを使用し、酸化防止剤を使用せず濾過もせず、生詰めで造りました。上品で果実の豊かな味わいが特徴の辛口スパークリングワインです。酵母の香りが豊かで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる、蔵からの酌み出しワインです。さくらんぼやイチゴの果実香、まるでキャンディーのような甘い香り、シナモンのような香りも感じられ、お花畑にいるような居心地のよさが印象的です。爽快感たっぷりの発泡が心地よい印象を与えます。しっかりした酸味と後味に残るかすかな甘みが、最後までこのワインの清々しさを演出しています。
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- 内容量 500ml
使用品種:国産マスカットベーリーA 酸化防止剤無添加・無濾過
アルコール度数:11%
<相性のよい料理>
酢豚やエビチリソース・スパイスの効いたアジアンフードなど -
出汁の旨味に寄り添う優しいワイン「小式部(こしきぶ)」2本セット
- 和食の基本である出汁。素材の味を引き立て調和させる出汁は、和食を陰で支える存在でありながら中心的な存在とも言われ、繊細な京料理に欠かせないものです。そんな京料理に寄り添い引き立てるキーワードは「優しさ」です。決して自己主張の強いワインではなく、味わいの要素が出過ぎることなく、1本の線のように纏まっていることが大切と考えます。コンパクトだけどバランスの取れたワイン、それが「小式部(こしきぶ)」です。
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小式部 赤
- 和食との相性を追求して醸造。上品な果実香と、控えめな渋みがバランスよく、程よい酸味が全体を引き締めています。
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- 内容量:750ml
使用品種:国産マスカットベーリーA、サンジョベーゼ
アルコール度数:10%
<相性のよい料理>
魚の煮付け、しいたけや鶏肉などを使ったお椀や、マグロや鰹などの赤身のお造りなど、和食全般 -
小式部 白
- 和食材や出汁の旨味との相性を考え醸造しました。アロマティックな少し甘さを感じる味わいが、カツオと昆布出汁に非常によく合います。
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- 内容量:750ml
使用品種:国産デラウェア、甲州
アルコール度数:10%
<相性のよい料理>
鍋料理全般、蕪蒸しや野菜の炊合せ、筍の炊込みご飯など、和食に気軽に合わせていただける白ワインです。 -
ピノ・ブラン 2本セット
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京都丹波 ピノ・ブランシュールリー 2019
- 特に日本料理に合わせることを意識して造りました。自社農園産のピノブランを100%使用し、樽で仕込みシュール・リー(澱の上)で熟成させました。日本ではあまり栽培されていない品種です。 穏やかな酸味と洗練された味わいが京料理を中心とした和食に合います。
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- 内容量:750ml
使用品種:京丹波町ピノ・ブラン
アルコール度数:12%
<相性のよい料理>
季節の野菜の天ぷらや鱧の落としなど -
北海道壮瞥(そうべつ)産 ピノ・ブランシュールリー 2020
- 洞爺湖のほとり北海道壮瞥(そうべつ)町。京都丹波とは気候風土のまったく異なるテロワールで、地元の方々の協力を得ながら栽培・収穫しました。冷涼な気候の下で育った個性が生かされ、フレッシュで活き活きとした酸味と果実味が感じられる辛口白ワインに仕上げました。
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- 内容量:750ml
使用品種:ピノ・ブラン
アルコール度数:11%
<相性のよい料理>
生ガキや新鮮な魚介の刺身にレモンなどの柑橘 -
てぐみ サぺラヴィ 2021・デラ・グリ 2021 2本セット
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てぐみ サぺラヴィ 2021
- 京丹後産のサペラヴィを用い、酸化防止剤を使用せず濾過もせず、生詰めで造った微発泡ワインです。ぶどうの原種に近いこの品種はタンニンが控え目で、強めの酸味と土の香りが特徴です。他のてぐみとは異なるニュアンスで、抜栓時にはよく冷やし、キレのよいスパークリングとして、後半は常温でまろやかでエレガントな赤ワインとしてお楽しみいただけます。酵母の香りは控えめで、ほんのり濁り、炭酸ガスを感じる蔵からの酌み出しワインです。
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- 内容量:750ml
使用品種:サぺラヴィ
アルコール度数:10%
<相性のよい料理>
タレで焼いた焼き鳥やラクレットなど -
デラ・グリ 2021
- 通常白ワインとして使用するデラウェアを、果皮や種子を果汁に漬け込む赤ワインのように醸して発酵させました。黄金色に輝く色合いからオレンジワインとも呼ばれ、甘い柑橘系の香りとふくよかな果実味が特徴で、ぶどうの旨味を存分に楽しんでいただけます。
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- 内容量:720ml
使用品種:デラウェア
アルコール度数:12%
<相性のよい料理>
苦みを伴った根菜の天ぷらや、出汁の旨みとの相性がよいので鱧の真薯など -
お届けについて
- ご購入から2週間程度でお届け
クール便でお届けします。 -
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。
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妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は適量を。