-
あなたが熟成させる、あなただけの日本酒
-
- 「貴醸酒」を貴方自身で熟成させる、皆様を付加価値のある日本酒の楽しみ方へ誘う特別提案です。本年令和元年ヴィンテージを数年後、デザートワインのように食後酒としてゆっくり寛ぐ時に。甘く優雅な余韻ある日本酒で祝いの乾杯に。
-
-
ポイント
- ① 古来伝統的な製法に倣った「貴醸酒」、酒で酒を仕込む贅沢な日本酒
② 「ヤシオリの酒」平成に何年も重ねた特別な仕込貴醸酒で造る、令和元年の酒
③ 熟成を自分で好みのテイストに、落ち着きある優雅甘美な日本酒は今だけ限定
-
-
日本酒価値向上プロジェクト「貴醸酒を寝かせる」
- 私上野伸弘は、40年ほど酒と関わる中「もっと日本酒の価値を高め、海外にも認められる酒にしたい」と思い至っております。付加価値化には、ワインやウィスキーのように時間という古今東西共通する「熟成」の方法を用いること。最近では少しずつ話題になるようになってきました。かつては上質で特別であった「熟成日本酒」の復権は、日本酒の奥行き・幅を広げ、そして皆様にも古く新しい味わいを知り楽しんでいただける、と活動しております。
-
-
貴醸酒とは?
- 平安時代の文献に残る古式醸造方法にならった貴醸酒は、通常日本酒の仕込に使う水の代わりに酒を使います。つまり「日本酒で日本酒を仕込む」これにより大変贅沢濃厚な甘みの酒になり、また長期保存がしやすい性質となります。
古代の酒造りが現代に蘇ったその味わい深い酒は、「国賓の晩餐会にも似合うような高級な日本酒を」と、国立醸造試験所が昭和48年に開発し、現在少数の蔵で造られています。 -
-
ちょっと「神話な」特別仕込
- 今回の貴醸酒、仕込みに使う酒にもこだわって造られた、ちょっと特別なもの。
その秘密は・・・「やしおりの酒」。古事記・日本書紀に登場する、何度も継ぎ足し造られ受け継がれた伝説最古の酒に倣い、過去の貴醸酒に本年の酒を足し繰り返していく、、、長期に手の込んだ秘蔵の受け継がれる酒を、仕込に使うのです。
造った貴醸酒を繰り返し次の貴醸酒仕込に使うことで、贅沢な貴醸酒の造りをより一層豊かな厚みになりました。 -
造り手は南部酒造場
-
- お酒の造り手は銘醸の地北陸・福井県の山あいの大野市にある南部酒造場。商いの始まりは1733年、江戸時代にさかのぼります。この地は当時、酒屋が立ち並ぶ「酒座(さかざ)」として有名な土地。明治時代後期に日本酒の醸造を開始し、「花垣」の銘柄は地元に愛され100年をこえる歴史を歩んできました。
-
-
「 作り手の思い 」南部隆保社長
- 「古代の製法を再現した貴醸酒に着目し、その濃醇で複雑な深い味わいと、とろりとした透明感のある甘味に可能性を感じ、毎年試行錯誤の連続ながら貴醸酒の醸造を続けてきました。2007年より前年度の貴醸酒を使った仕込みという特別な手法を用い、それが現在まで続いています。平成に年々紡いだ酒で令和に仕込む、時代を結びつけるお酒と言っていいでしょう。」
-
-
気になるそのテイスト
- 「立香は完熟メロンやアンズを思わせるリッチなフルーツのアロマが印象的。含み香は貴腐ワインを思わせる葡萄の香りにたおやかさを感じます。」
「口当たりは濃密でトロリとした円熟イメージ。シロップのような滑らかな口当たり。」
「味わいは、芳醇で豊かな甘味が口中に広がる後、心地よいスッキリした酸味が後を追う。」
「余韻はメロンやマスカットのシロップ漬けのような甘い果実感が長く続き、たいへんリッチなアフターテイスト。」 -
-
飲み頃、飲み方
- 熟成の予想 「若いものはフレッシュさを持ち合せ、5年~10年後では熟成感を増し濃厚に、10年以上では一層深みある風格へ、と熟成年数ごとに期待できそう。」
飲むとき「氷水で冷やして5℃くらいからスタートし、温度が上がるにつれて変化する味わいをお楽しみください。フルーツタルトやチーズケーキのようなスイーツ、フォアグラのテリーヌなどとよく合いそうです。」
-
-
日本酒の価値創造へ・上野伸弘より
- 醸造元の南部社長と私は「日本酒の価値創造へ熟成を」と、何度も企画を練り試行錯誤。貴醸酒で貴醸酒を造り続ける今までにない「紡ぎ」で挑戦しようと形にしました。
皆様の手元でご自身の手で熟成を愉しむ、いつ開けようかとシーンを愉しむ、後年あの頃は…と懐かしむ、そんな酒になってくれればと思っております。
-
- 日本中の酒蔵には多くの眠る酒(資産)が存在し、この価値や魅力がまだ伝わっていない現状がございます。この度日本酒熟成酒の基準を設け広く知っていただこうと、有志蔵元とともに日本熟成酒協会を設立いたします。皆様によって日本酒熟成酒の価値を認めていただくことが、日本酒全体の価値底上げにつながる事と存じ、今後ともご関心賜りますようお願い申し上げます。 上野伸弘
-
-
発送時期
- 12月中旬頃予定。(年末年始にも「令和元年ヴィンテージ」をお楽しみいただけます。)
-
ご注意点
- ※熟成中は紫外線直射日光を避けて保存してください。(常温可・なるべく温度変化の少ない方が理想的です。)
※熟成年数・方法(常温・低温等)によって色調・味わいに変化があり、その度合いは異なります。 -
-
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁じられています。