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地球に優しい日本酒に乾杯! 剣菱&自然低温のビンテージ酒「岳」 第2回山田錦の未来を支えるウェビナー
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このプロジェクトのポイント
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地球に優しい日本酒づくり。常温貯蔵の技を極め続ける「剣菱」の視線。生野銀山の坑道跡という自然の低温環境で生まれた「岳」が拓く世界。
- 新型コロナで危機にひんする山田錦の日本酒を飲んで応援するオンラインセミナー「山田錦の未来を支えるウェビナー」。第2回は、地球に優しい日本酒づくりとして、「貯蔵とビンテージ酒の世界」をテーマとしました。宴席自粛などによる純米酒や吟醸酒の消費激減で減産に追い込まれている最高峰の酒米、兵庫の山田錦が来年も栽培できるよう、自宅などで味わいながら、その魅力と未来を考えるウェビナーを神戸新聞社(協力:エルデベルグ平井)がエールファンドを活用して8月5日19時から開催します。
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- 自然の低温環境で日本酒が眠る生野銀山坑道跡
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- 一般的な日本酒の三段仕込みに加え、もう一度米を加える剣菱の四段仕込み
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プロジェクト詳細
- 日本酒は、搾りたてのフレッシュな生酒が大変もてはやされている時代が続き、造っては出荷する「フレッシュローテーション」という供給スタイルが広がりました。ふだんは貯蔵スペースをあまり必要としない効率的なシステムですが、今回のような社会的な危機で日本酒消費の流れが止まってしまうとタンクの新酒が搾れず、新しいお酒が仕込めなくなります。日本酒の輸出も大きな打撃を受ける中、原料である山田錦はさらなる生産調整が懸念されている状況となっています。
ウェビナーは、コロナ危機で浮き彫りになった日本酒業界の現状を受けて、持続可能な酒米と酒づくりの視点から日本酒の大きな魅力の一つである貯蔵の世界にスポットを当てます。電気による冷蔵がなかった時代から続く常温貯蔵の技術を深める剣菱(神戸市東灘区)社長の白樫政孝さんと、鉱山跡など自然の低温環境で貯蔵したビンテージ酒に取り組んでいる小売店「エルデベルグ平井」(姫路市)社長の平井誠一さん、加東市の山田錦生産者の平川嘉一郎さんに登壇いただき、お話を聞きながら日本酒の奥深い味わいの世界に近づきたいと思います。 -
- 常温で長い時間貯蔵される剣菱の日本酒
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- 加東市東条地域の山田錦の水田に立つ剣菱の旗
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- 山田錦を使って醸した日本酒
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- 日本酒とともに味わいたい地元食材の料理
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第2回山田錦の未来を支えるウェビナー ~地球に優しい日本酒 剣菱&自然低温のビンテージ酒「岳」 開催日時 8月5日(水)19時~20時半
- 新型コロナの流行による宴席や料理店の営業自粛によって純米酒や吟醸酒の需要が急減し、500を超える日本各地の蔵元が各蔵を代表する日本酒づくりに使ってきた兵庫産「山田錦」の栽培がピンチとなっています。オンラインセミナー「山田錦の未来を支えるウェビナー」は、山田錦の日本酒を飲んで応援しながら、その魅力や日本酒形成の長い歴史を持つ兵庫の酒文化を学び、ポストコロナやSDGsに合った酒米と酒づくりを考える場として企画しました。神戸新聞のクラウドファンディング「エールファンド」を活用して、月1回程度のペースで開催していきます。
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登壇者
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- 白樫政孝さん
500年以上に渡って、五家がバトンを継承して造り続けてきた剣菱の代表取締役社長。歴史や栽培に適した風土から特別な評価を受ける兵庫県の加東市東条地域や三木市吉川町など「特A地区」の山田錦を最も多く使う蔵でもある。冷蔵とは異なる常温貯蔵の中で起こる日本酒の風味の変化や、力強くかつ、まろやかな味わいが生まれるまでの道筋について語ってもらいます。 -
- 平井誠一さん
エルデベルグ平井(姫路市)社長。1991年から播州地域の酒蔵と共同で、旧生野銀山の坑道での日本酒の貯蔵を開始。日本酒の大敵である太陽光が入らず、一年を通じて気温12度、湿度90%という環境での眠りを経て生まれた個性を飲み比べる「岳」シリーズを94年から販売している。自然の低温環境での貯蔵による味の変化を楽しむ取り組みは、地球環境に優しい持続可能な日本酒の一つの方向性として注目したいと思います。 -
- 平川 嘉一郎さん
- 全域が特A地区である加東市東条地域の山田錦生産者。北播磨を管内とするJAみのりの職員時代は各地で山田錦の栽培指導にあたってきた。東条地域は、剣菱、白鶴(神戸市)や白鹿(西宮市)などのほか全国の多くの有名酒蔵と交流し、山田錦を供給しています。「フロンティア東条21」は、東条産山田錦を次代につなぐ目的で、「十四代」の高木酒造(山形県)や「飛露喜」の廣木酒造本店(福島県)など12蔵で1994年に結成されました。平川さんには、新型コロナで受けた影響とともに、東条産山田錦の魅力を紹介してもらいます。
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コーディネーター
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- 神戸新聞社経営企画部 辻本一好
400年にわたって生産量日本一であり続けてきた神戸・兵庫の日本酒と酒米の歴史と今を掘り下げた連載「兵庫に乾杯」は、兵庫県のホームページで英訳版とともに紹介されている。 -
司会
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- スザンカ
チェコ出身。日本文化に魅力を感じ、神戸大で国際学を学ぶ。国際交流事業のコーディネーターや日本酒セミナーの司会を務める。「日本に来て、初めて日本酒のおいしさに出会ったのが剣菱でした」 -
参加ルール
- 今回のウェビナーはビデオ会議アプリ「ZOOM」を使って開催します。自宅などでパソコンやスマートフォンを使って参加できます。前半、登壇者の話を聞いた後、リワード商品の酒など山田錦を使った日本酒で乾杯します。参加する支援者のみなさんには登壇者への質問やコロナ危機を克服するためのアイデアなどを出してもらい、登壇者と交流します。
今回のプロジェクトは、日本酒を扱う料理店の支援や食の地産地消も目的としています。お近くのお店のテイクアウトを用意するなど、いろんな形で楽しんでいただければ思います。 -
リワード商品
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- ◯山田錦の未来を支援(5,500円) 限定15
・第2回「山田錦の未来を支えるウェビナー」への参加
・「剣菱 灘の生一本2019」(720㍉㍑)
ラベルには詳しく書かれていませんが、山田錦を原料とした純米酒。
常温で10年熟成させたレアものです。
・第2回ウェビナーオリジナルお猪口
◯山田錦の未来を支援(8,000円) 限定15
・第2回「山田錦の未来を支えるウェビナー」への参加
・「生野銀山3年貯蔵 純米吟醸『岳』(720㍉㍑)
1200年の歴史を持つ坑道は総延長350㌔、深さ880㍍。
長い眠りから生まれたまろやかで穏やかな風味を味わいたい。
※「岳」は「忠臣蔵」(赤穂市、奥藤商事)
「白鷺の城」(姫路市、田中酒造場)
「倭小槌」(兵庫県稲美町、井澤本家)から選択
・第2回ウェビナーオリジナルお猪口
◯山田錦の未来を支援(10,000円) 限定10
・第2回「山田錦の未来を支えるウェビナー」への参加
・「剣菱 灘の生一本2019」(720㍉㍑)
・「生野銀山3年貯蔵 純米吟醸『岳』」(720㍉㍑)
※「岳」は「忠臣蔵」(赤穂市、奥藤商事)
「白鷺の城」(姫路市、田中酒造場)
「倭小槌」(兵庫県稲美町、井澤本家)から選択
・第2回ウェビナーオリジナルお猪口
◯兵庫五国の日本酒の料理店「なん天」(神戸・元町)のお食事券(3000円) 限定20 -
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共催
- 兵庫県酒米振興会
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協賛
- 東条山田錦振興会
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